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2010年5月25日 (火)

シカゴから

ビギンズ、ダークナイト共、シカゴで撮影されてる。以前にもご紹介したACMEはアースバウンドスタジオと共に怪物屋オリジナルゴジラ等をキャスティングをお願いしている工房。ここは切削機械から3D出力マシン、また縫製用のプロ用ミシンまで揃えた何でも出来る工房でもある。実際ー、映画、ゲーム小物などのプロップ製作をしていたりもする。やたらと工房内に製図版、パソコンがあり、スタッフそれぞれが図面を引きそれぞれの仕事をしている。GKに携わる模型製作工房として、スゴイ内容である。代表のクリントはキャスティングから金属加工まで匠にこなすスーパー職人。
今日はややキットと離れての工房訪問紀・・・最後に大物キット登場します。
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どう使うかわからない機械だらけ・・・すべて模型を造る為らしい・・・

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別室にキャスティングルームがある・・・ホロウキャストマシーン。これで振り回す。棚の上に見えるのはエイリアンヘッド、ブルース(ジョーズ)など・・御注文いただいているのでしっかり頼んできました。

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大概、キャスティング業者はレジンをドラム缶でセットしている。

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真空ポッドがあらゆるトコに転がってる・・ンンッ、ブラックハーツのモールド型が見える・・・そう、ここもアースバウンドが映画の仕事に再び移行した為、ここで抜く事になった。広いアメリカでも横の繋がりはしっかりしている。

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転がる真空ポッドたち。時間節約のローテーションの為だろう

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また別室の塗装ルーム。ここは通常のフィギュアサイズ用・・でもデカイ。

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3D出力マシーンは無言で仕事していてくれる・・・便利なマシーン。

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何故か業務用ミシンもある。

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マッチョなジェントルマンが着ているジャケットも造ったりする・・¥100000位するが、ホンモン買って皮の鞣し、染め、軟らかさすべて合わせたという。ヘルメットもホンモンと変わらない・・

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裏地まで同じである。よ〜出来てる。というかコダワリがスゴすぎる。

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ホロウキャスティングで出来たジェットパックもある・・好きなスタッフが一揃え注文した。これで2ストバイクに乗るらしい・・。

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1/6のリンカーンフーツラ図面。まずコレを造り・・・アレ、写真間違えた。コレ、その後のバットモービル図面でありました。スミマセン。

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このバットマンカーを造った。ホンモンと同じ工程をたどったという事になるが、コダワリスゴ過ぎ。
これらの作業を知れば完成品50万円は決して高くないと思う。他、ル・セーバーも出来ていた。クラブド・メール/ブガッティ・アトランティックなんて大物も・・超期待!!

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ゲームメーカーからの依頼製作中の模型はお見せ出来ないがメカから生体まで何でもこなす。

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2年前、完成した2001グッズは好評なようで丁寧な手作業で完成していく。こういったモノはウレタン塗装に限る。もうピカピカだ。

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ダースヴァーダーのコンセプトイラストが大好きだとソレを造っている半分日本人のケンの原型。アレックス・ロスと幼なじみでコミックスにもよく登場する。

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アメリカでマッハGOGOとガッチャマンの人気は非常に高い。趣味で造ったというヘルメット。
んでも、そのコダワリから何度もやり直している。

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ギーガーから譲り受けたホンモンエイリアン。日本人(D)と較べるとこんなにデカイ。

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ここの地下にある40~50年代イメージのダイナー。なんと入り口まで造ってた。

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メイド?のロビーまで造ってる・・・これはこれでコダワリいっぱいで造ってほしい。

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ダイナーの中にぶらさがってるのは60年前のスナック菓子。ミントコンディションである。ここダイナーが完成した時、黄金時代のアメリカの空気?っと共に食べる?

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家にいってみた。ここにもロケッティアが。これは映画で使用されたホンモンセットらしい。2年前クリントに頼んだ時のGMKのテストショットも色を塗られ飾られていた。どうやってこの表面ディテール創るんだ? っと聞かれ、割り箸、楊枝だよっと答えたがアメリカではそんなに無い・・・やっぱりゴジラは日本の文化!!

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コレクションルームに飾られたロケティアコレクション。そうコレクタブルなものが多いアメリカでは1キャラに絞った方が正解なんだろうな・・・ホンモンのジービーもリクエストした

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ボクはこの棚がソソった。なんでもお母さんと一緒に造ったモノ、ず〜っと大切に取って置いていてくれたらしい・・なんとも想い出深いパイロ、オーロラである・・プラモ、バンザーイ。
こうやって他所ん家でパイロ見るとエエ〜ネ〜。究極の癒しフォルムです。

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家の地下に行くと、50年代の・・街を創ってました。亡くなったおじいさんの日用品店の店構えをそのまま地下に・・・街灯、ベンチまでセットされて・・レトロな映画館のチケット売り場まで創って50年代のロケーションスタジオみたいになっている。シカゴにはアンティックなスロット、ピンボール等のショウがやたらと多い。そこでGETした大型遊具たちもクリントはスーパーレストアしている。

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街角のドアを開けるとまたしてもダイナーが50年代のミュージックボックスもバリバリ働く。最古の1933年のピンボールマシンも絶好調で良い音を放っていた。
工房といい、家といいコダワリの仕事を常にしている・・・クリントに何時、リラックスするんだっと尋ねてみた、すると「何か造ってる時が一番落ち着くんだ」っと。マイッタ。

↓1/8スケールNEWキット
1989モービルです。これ、最初は同スケールで英国スタジオ2でスタジオスケールで出てましたね。何度か仕入れて10個を超えた頃、消滅した憶えあります・・。で、今回長々と書きましたがACMEにより同スケールで全く新たに、コダワリまくってここに完成します。何度かご紹介しておりますが、漸くここまできました。価格は¥60000~80000予定ー。随分開きがありますがまだ細部は型が出来てませんので御理解ください。
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基本ボディはホロウキャスティングで軽く出来ています。タイムスリップのギャラクティカなどもココなので歪みのないしっかりとしたボディになってます。

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大きさの比較としてホットウィール1/18を横に置いてみました。シートの裏、天井部分まで細かくリサーチ。

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ボディサイドのパーツ関連はコンピュターで造り3D出力ーだからシッカリシンメトリー。造り難い形状にはもってこいですね。

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インテリアパーツなども忠実に再現。たぶんこのあたりは原型を造り、現場合わせもしていると思います。
スタジオ2を3台仕上げたからわかるのですがモーレツに造りやすい内容っとなってます。

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ボディフロント上部の機銃はお得意の金属加工でマスターしあげ。

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コクピット。ここはエッチングなどもこの工房内で造る。3D出力マシーンにエッチング・・色んな組み合わせでスケールモデルカーを再現していく
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でもね、ボディ全体の雰囲気の摑み方などパーツの整合性を確かめつつ、スケールエフェクトを意識して手作業で詰めていく・・・前半にお伝えしたフェイバリットなプラモをズ〜ット大事に保管してたり、造る事、レストア再現する事が大好きな人達のアツいキットがもうじき届きます。
ホントはコレ、ウレタン塗装カスタムな完成品渡しだったんですがキットがエエ〜ッ!!。っと強引に頼みました。

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ロビーをバックにモノを造っていないと落ち着かないと云うクリント。スラリとしたかなり男前である。右側にあるのはジツはピンボールの名機。オオッ〜っと喜ぶと「ナンデ知ってんだ?」みたいな顔された。そう1/6ル・セーバーといい、好みがかなり合う・・・その上にあるのは50年代のクレーンゲーム機・・ボクもコレでキャンディをとっていた記憶がある・・・クレーンゲームは今や日本のものとなったが、アイデアはやっぱアメリカ。プラモは英国で生まれ、アメリカで育ち、日本が精度を上げた。
ホビリスト同士、日米関係の話になったりもする・・英国型日本人ジェントルマンを挟んで真珠湾攻撃の話にもなるが、しっかり1941年12月と云ってくる・・「ピン」っと来た。つー事は飛行機模型も詳しい筈・・・そう、クリントのプライベートルームでゲテモノヒコーキコレクションを見つけてしまった(また今度ネ)・・・クリント、シカゴの奥深い激アツ模型職人でした。
怪物屋シュミランガイド★★★★☆

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コメント

あ、竜氏今回出無いですか、自分が今回出そうと思ったのも、うっすら竜氏が造ってる所が浮かんで…俺も造って見よう。と思ったのもあります…とりあえず自分の河童は出来ましたね。店長の去年の作品「エコロジー」作品集の表紙になってますね、圧倒されっぱなしです。m(_ _)m でもホント四万十川綺麗な川ですよね。そりゃ河童様も汚されたら怒りますね。自分はその辺は、甲羅が変なヘドロやらで汚れてない。って言う感じで表現しました。V(^-^)V

投稿: 妖怪K | 2010年5月26日 (水) 19時00分

河童・・店に来るお客さまなど、煽るだけ煽ったのでイイ作品がバンバン出来て行ってマス。
ボクとサイモンの河童・・・バックナンバー見てもらうとわかる通り、時間ギリギリ・・・締め切り3分前に届けた・・車の車内で塗装するという、シンナー酔いの中で上がりました・・・
ヘドロだらけの河童・・タールマンみたいでオモシロイですね。

投稿: yoshio | 2010年5月28日 (金) 09時21分

締め切り三分前!そんな凄まじい裏話があったとは想像もしませんでした。m(_ _)m…河童造形したくなったから今回作って見たんですが、自分はとりあえずかなり楽しくやれたと思います。まぁ持ってる技の一つ二つ、を凝らしています。良い作品がキテますか。

投稿: 妖怪K | 2010年5月30日 (日) 23時40分

前回は滋賀県の海洋堂ギャラリーが持ち込み(送りが殆ど)場所でした。ジツはこういった綱渡りは結構ー、経験しています・・・怪物屋を始める以前から、企業キャラを造っている時の新幹線の中でウォッシング仕上げなんてのもあった・・・飛行機の中でマーキング描きなんてのもあったケド、車の中でラッカー系塗料をエアブラシする暴挙はホントに酔いマス・・・車中の全員が酔ってました(笑。
タミヤのスプレーワークは充電型なので結構活躍します。

投稿: yoshio | 2010年5月31日 (月) 14時34分

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