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2013年5月29日 (水)

WF番外編 アースバウンドーライカ訪問その3 不滅!!

本日、荷物が通関通って入って来る予定です。

また、本日~明日中にはお問い合わせメールのご返信、出荷を集中的に返していきますので、よろしくお願いします。
温度差/時差の体調不良により、折角のお問い合わせお時間がかかった事をお詫びします。
ところでタイトルのライカってご存知ですか?
http://www.laika.com/
家一軒分の価格と謳われたカメラではありません。
アヴァンギャルドなファッションアパレルのライカでもありません。
ポートランドに出来た世界最大級のストップモーションアニメーション専門スタジオです。
Coralinecoralinejones301768871280_2
日本でもananなどで活躍されてる上杉氏がコンセプトアートを担当して話題になった人形アニメ「コラライン」を製作した会社です。
Paranorman
今春も3Dプリンターを駆使して製作された「パラノーマン」の方が解り易いかもです。
http://paranorman.jp/
ここで製作の舞台裏の技術編も公開されてるのでまだ観てない方はコレだけでもせひどうぞ。
なんたって1/6フィギュアの顔を31000個も造り、役者以上の表情が出来るような顔の造形は観ていて参考になると思います。
また「すげ替え表情顔パーツ」はGKのテイストとしても活用できると思います。
コレ、キャストオフっといった高度な脱衣技術のようなテクですが「付け替え表情顔」も新たな一手だと思います。
これまでも頭自体を換える方法は多かったんですが顔の前面のみとか目頭-目尻を上下に分ける・・・頰と眉を換えるだけでもグンっと表情が変わります。
Ff_paranorman_f_2
基本的な顔の分解図。
さらに細分化されたヴァージョンも存在します。
585720_173_2
コレが眉の表情変化ができるヴァージョン。
目を起点に上下セパレートに別れる。
後でCGで消す作業が残る・・・
2012_07_23_paranorman21copy
これで氷山の一角・・・
これ彩色込みでダイレクトに3Dプリンターから出て来る・・・
●コラム:そういえばティム・ブラックナーのブックキーパーも目と眉、上唇、下唇っとシワを利用した部分パーツ分けして製品化してましたね。(在庫あり¥13500-)
Dsc08562_2 Dsc08563_2
Dsc08564_2 Dsc08566_3
眼球が赤い方がソレらしい・・・との事で透明レッドのキャストで抜いたとの事です・・・
Paranorman5_2 Paranorman2_0_2
基本的にビランズ造形の方が毎回好きなんです・・・
しかし、骨というか金属製アーマチュアの出来のスバラシイ事・・・
基本的スケールは1/6なんですよw(゚o゚)w・・・
2年前、ココに入社したいっと云ってバンクーバーに飛び立っていった高校生模型ライターどうなったかな?
ここのリクルート募集要項見たら、ハードルの高さに驚く・・・
結構、アメリカでも上の美大出ばかりらしい・・・ガンバレ。
はい、ココ迄のご紹介は既にネットで出回ってる画像でした(^-^;
ライカスタジオに入るとカメラーモバイルはフロント預けなので、どこも撮る事は出来ません\(;゚∇゚)/
何故なら、全てが新作映画に向かって製作中だからですー。
だから外観の一部・・・
Imgp0810_2
Imgp0808Imgp0809
ソフトボールのグランドから内野観客席まで完備のボールパークに囲まれた静かな環境ー。
なんたってアーマチュアフィギュアから小道具-大道具(背景-小物ね)揃った上で、順調に行って90秒撮るのに1週間かかるとの事・・・
完全機密なシークレットなのだ。
カンタンにライカスタジオの導線を振り返ると・・・
受付通るとマズ1/6フィギュアのアパレル部門、人形服のスペシャリスト達の細やかな作業が目を引いた。お仕事で伺うアパレル会社のデザイナーの部屋とあまり変わらない印象も・・・特に着込んだというか1/6とは見えない質感表現に驚かされる。
次にマークを筆頭に模型製作から複製の部屋ー部屋って云っても当然ながらデカイ・・・シリコンは4種類使っており、複製にはGI-1000使ってた。
塗装スタッフが当然ながら皆ウマイ。透明樹脂に染料とか顔料も入れて仕上げてたりもしていたのが印象的。
キーになるビランズキャラだと思われるキャラにはバジル・ゴゴスの絵のようにピンク、オレンジ、ブラウン、グリーン、パープルまで人形ならではの多彩メイク。表情豊かなフィギュア造形だから、それを更に活かす彩色ー。これは通常のフィギュア彩色表現としても見物だと思いました。
アーマチュア製作工房では実際に動かしてみましたよ・・・1/6のフィギュアの走るとこ・・・ヒザあげれば踵から足の指まで連動する気味悪い動き・・・スバラシ。
動かして思いましたが、やがて出来るんでしょうね・・・こういったトイも・・・
リボルテックの中にワイヤー入れて・・なんてテクでした。
んで、次はプランツ工房。ジツはここがスゴイ。
しかも色々なマテリアルを使って1/6に合わせる植物を日々表現研究して創っている。
昨日ご紹介した巨人獣ー、ボクは本家巨人獣の歩くカットより、より巨大感が出せる遠近方を使ったウルトラQの森の中歩くモルフォ巨人の方が印象的に思ふ。
初期ウルトラQ、ウルトラマンのスゴさはとてもTVクォリティとは思えないリアルなプランツ模型だったりする。
何処で探して来たのか?何を使っていたのか? ジオラマ模型の手引きとしても検証して欲しい部分でもある・・・バラン、フラバラ、サンダ対ガイラなんてのも、このあたりがスゴすぎるし、60年代はプランツがカンタンに手に入ったのかな?
精度の高いジオラマ模型ほど、プランツに気を配っているー
っと云える。
AFV系は古くからこの辺りは重要視されていたケド、怪獣系ジオラマ模型もこの辺り強化したいところ。
ボク個人的に最も驚いたというか別次元だと思ってるのは大阪民族博物館の日本の民家ー。日本で数多くのストップアニメーションCMを手がけ、博物館の模型を創っているサンクアールって会社のお仕事。
何度か書いてるケド、あの民家模型は神がかってル・・・
葉っぱの一つ一つにまで「時系列」が再現されているのだ。
シチュエーションしっかりイメージされた模型には「時」が勝手に付いて来る・・・
リアルなプランツはそうした時さえも表現できるステキなアイテム。
だから、ココには驚くほどの数の実験的植物模型が並べてあった。
コレ、大型模型ーフィギュア模型用プランツ用に、
オリジナル商品としてフィードバックしてもらえんかな?
で、たぶん何台もある3Dプリンター室を通り抜け、
大道具から小道具も製作中の天井高いスタジオへ入る
ここでプランツ工房のように壁面とかグラウンドの表現研究もしていた・・・
模型表現の限りない追求ってスバラシっと思った。
で延々と続く暗幕で仕切られたスタジオセット・・・
すべて巨大暗幕で仕切られている・・・
ミニチュアの街をカメラレールが縦横無尽に通ってる光景・・・
ライトもLEDの進化により、細やかな演出可能になり、
スタジオセット自体がアートだ。
ココで転がったら・・・
セット台無しにしたら・・・
と思うと、同行のデミ君ばかり気になった(^-^;
セットを抜けると妖しく端末を光らせてるデジタル処理室へ。
今回WF/ケンタッキーでスーパーマリオネーションのジュリーアンダーソン、ストップモーションアニメーションのレイ・ハリーハウゼンを偲ぶイヴェント後にライカスタジオへ来れたのは本当に感慨深いものになりました。
ストップモーション・アニメーションはやはり心躍ります。
模型ベースのアナログ技術に違和感なくデジタル融合させる・・・
ストップモーション・アニメ不滅です。
広いスタジオながらオモシロすぎてアッという間に見学が終わってしまいました。
この見学ツアーは火曜と金曜日のみとの事ですが、スタッフの家族関係者のみと限定されているようです・・・
エッ!! 家族関係・・・アリガトウ マーク。
それでも世界から来るスタッフの為に見学開放するってのはスバラシイですね。
「ウチの息子は何やってんだか・・・」ナンテ思ってる親御さんも多いでしょうし、
カンパニーとして働く誇りと連帯感にも繋がりますよね。
さてスタジオで観た事を繋げると次の新作映画の時代設定は1800年代後半?
19世紀の坂道多い石畳の町並み(ポートランドぽい)に現れるモンスターロボット。
蒸気機関の黒煙吐き、蒸気垂らしながら鉄骨製ロボットが街を破壊する・・・
そう、スチームパンク!!
考えたらストップアニメーションにうってつけの美術ジャンルだと思う。
キャラのデザイン、コスチュームもサイコー!!、モンスターもいっぱい出て来る!!
で、スチームパンク!!
GKでもインダストリア・メカニカ、アパーチャーなどスチームパンクもんが好調ー
この流れにノル?何時ノルの?
Imgp0955
で、マークにこんなん貰った・・・
Imgp0962_2 Imgp0963_2
どうも製作に携わったクルーにだけ配られるらしい・・・
「うわ〜〜!!大感激!!」
もうありがたく頂くに決まってる・・・
しかし、こうした頂いたモノは売れない・・・
箱に2010-1012年と記されているので2010年の3Dプリンター精度が解ります。
着色までイッパツで出て来た彩色精度もわかります。
ありがたく店で展示します。
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Imgp0961_2
さてライカって名前、なんか別の会社の響きと似てませんか?
オレゴンといえばナイキでもあります。
そのナイキの社長と云えばアーティスティックなトイコレクションでも有名ですね。
10年前の日本のフィギュア造形師、アニメーターを集結させた「ホワイトダンク」は有名なイベントでした。
http://www.whitedunk.com/
して、このライカもナイキが儲って造ったと聞いた事がある・・・
Kdivparanorman3620x620
だから、こんなスニーカーが出る。
それにしてもすばらしい文化事業展開だ。
ジツは同行スタッフも肺炎他、色々なビョーキ貰い微妙ですが、
今週、金曜は予定通りオープンしますのでよろしくどうぞ。

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