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2013年12月28日 (土)

WIldlife#4 アメージング生物河馬と黎明期プラモ

この記事の画像投稿忘れてました(汗。半年も(笑。過去のWildLife と共に観たって下さいまし。

和名カバ、英名ヒポポタマス、漢字で河馬と書くが馬/午の要素よりミトコンドリアDNAでは極めてクジラに近い・・・アメージングな生き物。
体長4m強、体重2t強、時速40kmで走り、ライフルの弾を弾き返す50cmの牙を持つ攻撃ポテンシャルもアメージング!!
5分間の潜水能力、水底を歩き、紫外線、雑菌から見を守るピンクの汗を分泌して身を守る防御ポテンシャルもアメージング!!
地球上で最もアメージングな生物だと思ふ。
アフリカでは年間3000人近くが犠牲になっていると云う・・・最早、怪獣!!
では10年で30000人、100年では300000人もの人がこの怪獣の餌食になっている計算だ。これを馬だなんて誰が付けたんだ?
このようなアメージング生物は立体模型・・・GKの対象でしょ。
AF(アナルファックではない)、アカデミックファンタジー生物なのだ。
これを哺乳類造らせると天下一スカルプター、シーン・クーパーが再現しました。1/20スケール、レジンキット¥12000-
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独特な皮膚スキン表現の為にペイントはブラシとスポンジチッピング後、エアブラシスポットで整え、スキンテクスチャーを描き込みました。
ワイルド種で酸性水(PH7以下)を好むワニが多く住む河などではワニの表皮自体がイガイガに尖ったりしますので、その際の格闘キズ、乾燥ヒビ跡などの表現もプラスしてます。
この辺りの事調べれば調べる程ー、表現要素が増えて楽しめるトコロが生物モデルの良さで、奥行きあるネイチャーもんAFGK(アナルファックではない)です。
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久しぶりにヴィンテージプラモをご紹介しましょう。
一般の模型誌上では登場しない恵まれない名作を掘り起こす突発コラムです。
バックナンバー掘り返せすのが愉しくなる驚愕のキットレヴィューです。
モノグラムのアートラマシリーズ。
品番CR102 1961年製 ザ・ライオンです。
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(大体この辺りはアメリカ現地のフリマ、イヴェント、レンタル骨董スペース(個人持ち込みレンタルショーケースのようなもの)、で購入します。現地交渉で30-50ドル程度で販売は1万円程度です)
ロゴマークは憧れの四つ星時代。
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フォースターはロゴの上に★が4つ付いている時代です。広告は1967年なので既に★はロゴには付いてません。しかし少年が広げているキットはフォースターロゴ箱です。
中にはAMTのキットまで紛れていておおらかな良き時代の広告です。まず、この年齢の少年は買う事の出来ない高級品ばかりです。今で云うと小学生がホットトイズ買ってる感覚です(笑
プラモの黎明期なので各社プラモデル自体の可能性を探っていて、50-60年代のプラモデルはアイテム的に画一的した今より楽しめます。
そもそもプラモは戦前の1930年代英国で戦闘機プラモが生まれ、1940-50年代にアメリカでカーディーラーのプロモーショナルツールとして多くのメーカーが生まれました。
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プラモとして王道は飛行機と車なんですが、アクアリウムグッズなど造っていたオーロラ社とかフィギュア中心に構成したり、次第にプラモアイテムそのものが多岐に広がり、メーカーも乱立しホビーショップも増えプラモなら何でもアリ的になりました。この50-60年代初期のプラモ創成期コレクションに一時ハマりました(笑。ハマった事によりAFM、キットビルダーズとの出会いに繋がり今があります(*^-^)。
動物プラモはバチマン、パルマー、プレシジョン、レンウォール、ITCが数も種類も多く出してました。その後レベルがオーロラが加わりモノグラムまで参加となった訳です。しかし各社60年代前半で勢いが止まります。個人的解釈ですが、60年代に1/32で英国ブリテン社の(今も各社超えれない製品多数・・・)動物フィギュアが世界中を席巻したと推測してます。レベル社が70年代中期にエコロジーアイテムとして可動モデルを最後に動物プラモは終焉を迎えました。
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アートラマシリーズはゼブラ、キリン、ライオンの全3種。
アプローチ観てると真剣にインテリアとしてプラモを訴求しています。
60-70年代の日本のプラモ黎明期と似ています。プラビナ、楽器、世界の家などなど、ただ日本は技術的に平面での形状捉えしかできず、その出来る技術で創れるモノを考えようとした設計思想が見えますが、アメリカもんは有形-無形・・・イメージを先に創り設計していくようなフシがこの50-60年代のプラモにあります。
ココがスゴいんです。アメリカの強さってこうしたトコだと思います。理想を表現に換えるアイデアと執念・・・見習う事はこの時代の製品に顕著に出ています
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接着はテナックスのような流し込み、固形塗料は6色入りです。
家族の柱、お父さんがスバラシイもんを創ってくれる・・・明るい家庭!!(未だに憧れです(汗)
ヴィジュアル、箱の中のディスプレイの重要度、タミヤが随分参考にした事わかりますよね・・・
ちなみにジオラマってパノラマからの発展用語のフランス語らしいです。
凸凹エンボスプレス加工されたバックのパノラマ背景は既にプリント彩色されてます。コレリアルにする事出来ますが、あえてこのままの方が「味」あります。
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ナントモ・・・美しく、力強く、しなやかで、シンプルに造型されてます。ブリテン社よりやや大きいので1/30スケールあたりですが、雰囲気的にはコッチの方が活きた造型になってます。サスガです。腹が大地に垂れてます・・・キレイで美しい面で構成されてます。
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フレームデザインの精度も高い。象牙色プラが気持ちよい程ピタッと合う。
組むと・・・そんな大した事ない(*^-^)。しかしながら60年代の香りプンプンするシャドウボックスジオラマが出来上がります。
シャドウボックスジオラマ→アートラマなんです。
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↑ほぼ同スケールのNY自然史博物館のシャドウボックスです。バック背景の空気感などよ〜出来てます
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↑ライフサイズになると剥製なのですが一瞬の捉え方が見事です。
こうして見るとシャドウボックスのパノラマ感をプラモにしたくなるのも理解できます。企画としては間違っていないと思うのです。
ただ、時代的に半世紀早過ぎたのかもしれません。
ライプサイズと云えば以前も紹介したレベルのフリスキー・ビーグル・パピー。
これはプラモデルとしては初めての「後にも先にもたぶんない」フロッキー加工セットでした。
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しかもグラスアイを仕込む凝りよう・・・
こういった黎明期もんステキです(*´v゚*)ゞ。
四半世紀前、アートラマって雑誌編集会社から仕事貰ってたので愛着湧く名前であり良い造語だとも思います・・・別のカタチ、アイテムで本格的フィギュアのアートラマ・・・チャレンジしたいものです。
本日(土曜日)、アメリカから3便、荷が届きました。梱包並び製作作業に追われており、お店はてんやわんやです。しっかりご対応出来かねる場合もあると思いますが、ご質問等、気長にお待ち下さい。よろしくお願いします。
このまま怪物屋は正月休み無しで営業は続けます。が、基本的に製作作業がメインとなりますのでご帰省時にお立ち寄りいただけるお客様はご一報いただければ対応させていただきます。
お問い合わせは yo-ko-kaibutsuya@nifty.com

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