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2016年1月 6日 (水)

日本のMANGAとその表現 バカボンド

今年のお正月は暖かくいい天気ですね。

一昨年、昨年はどこかに出ると必ず曇り/雨でした(;ω;)
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そんな中、日本で一番人口の少ない鳥取で日本SF大会が開かれました。
1962年、キンゴジイヤーの年から50年以上も続く由緒ある日本の草分け的存在のSF大会です。
しかしながら造形/模型界からのエントリーは数少ないようです。。。
地元開催ってコトで、もう、コリャ参加せんといけんがん!! っと、火事の前からディーラー参加表明しておりました。
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米子コンベンションセンターで開かれたこのイベントは2日間に渡りますが、夜の飲み会での親交の深さは同好の趣味を持つもの同志は朝まで宴は続きます。
ここ考えると大変熱くディープなイベントなんですね。
造形/模型のディーラー参加は珍しかったらしく、案外大忙しで画像がありましぇん(;д;)。
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同会場で公開されてた、昨年話題のマッドマックス/怒りのデスロードのデザイナー前田さん(この方も同郷)の昔の作品展がありました。
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おお、日本のアッカーマン!? 夢人塔の浅尾さんが米子書店のブースにおられました。
「幻想映画ヒロイン大図鑑」という永遠の恋人から絶叫美女を集めた本を出版されてました。この方とも不思議なご縁で特殊メイクコンテストやらトイショウやらどこかで必ずお逢いします。
この本に掲載されてる浅尾コレクションルーム・・・潜入したい・・・。
会場の前にはガイナックスさんのシアターがあります。ガイナックスさんのガイナってこの米子地方の方言でスゲーデカイって事なんですよ。
このようなご縁もあり雑誌、モデルキットたちはゼネプロアルファーさんで置いて販売していただく経緯にいたりました。
第55回となる今年は三重県で行われます。通称いせしまコン。
いせしまサミットの国際会議も開かれ、今年大注目というか、勢いのある三重県ですね。三重県といえばフィギュアの世界では万協製薬さんトコのフィギュア館http://www.bankyo.com/フィギュア大好き
大型スーパーをそっくりそのまま購入し、フィギュアの展示博物館にされています。もちろんGKも数多くあります。神戸の震災に遭われてから、都心から郊外へ移され大成功をされた松浦社長の情熱と癒し空間であるこのフィギュア博物館は最早、名所となっってます。
 
っと、このブログでは、このような情報発信をあまり期待されていないと解っております(汗。
で、今日は日本の誇るべき文化MANGAの立体仕上げを・・・
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はい、バカボンドです。もう、3年?前かな?WFのイヴェントで怪物屋が販売したものです。
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原型はイワガネユウキ氏。彼の極初期作品ですね。
個人的には彼のこのようなラフな造形は好きなんです。青坊主しかりです。最近はドラゴンボール系の商業原型で頑張ってマス。
素材はNSPのハードだったかな?
日本のMANGAの中でも時代劇ものはペンと筆で描かれる事が多いですね。
あの子連れ狼の小島剛夕さんの影響がデカイと思います。
小島さんの素早い筆の勢い、タッチは見ていて圧倒されます。
そんな漫画の流れを汲む?バカボンドなのでサッとラフに造るにはハンドリングのよいクレイが適しているでしょう。ただGKにするには分割が大変です。そのままではモデルキットとしての精度は出しにくいです。
当日版権の数個レヴェルなのでアリちゃ、アリだろうという判断ですが、大変組ずらいキットとなりました。
でもこのような画の表現は気楽に指紋もついちゃってもそれはそれでアリというか画像のようなラフ段階で完成ー!!ってのもアリデスよね・・・。
案外ー、時代劇MANGAはGKに向いてるかもしれません。
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モデルキットは肌色の半透明フレッシュレジン。
怪物屋特製です(*^-^)。透明感が違います!! って大袈裟なことではなく透明レジンに肌色トナー顔料を混ぜただけで出来ちゃいます。
プライマーを塗っていつもようにエナメルタミヤ赤青黄白で下塗り・・・
ここで皆ー、え〜ですが大丈夫です。原理をいうと長いのでまたお問い合わせください。コレ、実は小学生ー中学の頃よりこんなやり方です。
物持ちいいのか当時のカラー今だにありますよ。
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タミヤエナメルは昔はパクトラタミヤと言ってました。しかし、それ以前は単にパクトラカラーって超高級カラーでございました。
英国ハンブロールより高価で容量いっぱい入ってます。
神戸のピラーカラーってのもエナメルでした。マルサンカラーとピラーカラーの併用が模型作りの王道だった時代!?ー、その頂点がパクトラ・・・捨てられませんよ。
そこでシミ垂れた使い方してるからエナメル下地塗り、ドライブラシって言葉もない時代から何気にドライブラシをしてたんですね・・・。
服と髪の毛のほとんどをエナメルで塗り込みます。
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上吹きのラッカー系は、なんとなくですがピンク系、オレンジ系、日焼け黒系いろいろな色を常日頃からストックしてます。これはさらに顔料系、透明系、半透明系・・・があります。
1日で仕上げれるにはマスキングをほとんどやらない・・・って手順が要ります。
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だから、ほとんどノーマスキングで半透明肌色ベース生地のソコを活かすように重ねて仕上げます。
これは半透明の肌系の色を服から髪の毛にも吹くことによって色の統一感を出します。
バック背景を見ていただければわかると思いますが、使ってる色は赤青黄の透明、不透明、半透明、蛍光色だとわかっていただけると思います。
ほとんどが3原色をベースに色を組み立てていくことにより調和がとれてコントロールしやすくなります。
この癖というべきかこの色調コントロールはマルサンカラーのプラカラーセットによるものかな?とも思われます。ジジィ世代しかわからぬネタすみません。
コノ昭和40年代のカラーセット検索して見ていただくと、グンゼ産業(クレオス)さんとかのブルーがなぜ濃い色だったかとか隠ぺい力の弱そうな黄色、原色系が在ったかがわかります。すべては調色コントロールしやすいカラーセットだったと思われます。
ジツはとんでもなく奥深いセットだったんですよ。
日本ホビー塗料の歴史に欠かせないプラカラーネタであります。
しかし今、見ても絶妙なカラーセットです。特色ばかりだす今より、昔の方が模型塗装は「色調コントロールを楽しむもの」だと主張してるようです。
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半透明フレッシュレジンはいわばサフレス技法とガッシュによるブラシタッチの重ね具合により非常に多くの質感が表現できるように考えました。
しかもやや大きな1/3,1/4スケールでもこのような透明感ー、
立体ならではの表現ができます。カラーレジンもよいのですが、このような半透明レジンはあらゆる「生ぽい効果」が生まれてきます。
MANGAを半透明レジンで造る意図のお話とその表現方法でした。

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