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2016年1月13日 (水)

MegaSofbi Advance Alien

これまで怪物屋で模型としてレジン、メタル、ソフビ、プラモ・・・どの素材を多くセールスできたか・・・を考えて直してみると、案外ー、ソフビなんですよ。

15年前は店舗壁面から借りてた倉庫まですべてソフビキットでありました。
米国ホライゾン社からのすべての在庫を引き受けたのも大きいのですが、ちょうどツクダさんとこの最終在庫とか・・・僕自身ソフビキットが好きなのもありますがフィギュア模型に於いて可能性高く感じてるんですよ。
これほどストレートに組んで作り手のセンスが現れる素材も他に見当たりません。
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往年のソフビモデルキットの草分け的存在ー、増田屋さんトコのマリアもストレートネックのストレートボディ、実際、実物もそうなんですが、ややレジンを薄く裏打ちすることによって微妙にボディ全体が曲げれるので、より落ち着きのある品の良い立ちポーズが簡単に出来上がります。
このようにストレート組みでも違いが出てくるソフビキットですから、原型の立ちポーズ、腕の角度、足の開きを少し変えるだけで変貌します。
原型をさらに上回るポーズになったりもする事もあり、ソフビキットの楽しめるポイントであります。素敵でしょ。
こうしたソフビ製品ですからソフビ完成品も当然バラつきは出てきます。最近はレジンの裏打ち済みのメーカー品も多くなりました。それに伴い検品の問われるところでもあります。
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この20年いや30年前かな?のモデルキットたち、この頃より「ソフビはもともとデカイ」っといったトコも大きな魅力です。
バランバランになった画像庫整理してたらウルトラマンの製作過程が出てきました・・・
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レジンに較べてソフビって簡単にカッター、ハサミで切れるので角度調整とか比較的に楽に出来ます。
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完成品は石膏で固められていましたのでゴンゴン衝撃を与え中を空洞化に戻しました。
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ご覧のように空洞・・・その奥に見えるのはレジンの裏打ちする時のガイドであり、補強紙管パーツです。
この紙管がレジンを吸い取り、レジン硬化と共にソフビ内壁面に張り付き、より強固な裏打ちとなります。
大きな模型の場合、無垢より空洞パイプ状にしたほうが模型全体がしなり、衝撃にも耐えて丈夫な模型となります。
これは真鍮線は曲げやすいが真鍮パイプは曲げにくい・・・っという事です。
衝撃を全体で緩和するからですね。
ゴルフクラブのシャフト、金属バットなどと同じ考え方です。
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この紙管ーボール紙のように給水力の高い紙を使います。
紙繊維に染み込んだレジンは最終的にはレジンのパイプになります。
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その紙とは・・・ハイ、ジオラマモデラーではおなじみの段ボールです。
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一昼夜、水に浸けて、そのまま引き上げ紙をめくるとペラっと簡単に剥けますのでトタンの波板状態だけにします。さらにシャワーでノリ成分を洗い落とすと波型ボール紙ペーパーが出来上がります。しっかり陰干しして完全乾燥させたものが使い易いです。
コレをキット内側に巻きつけてレジン注入ーデス。
効果はトタン状のレジン染み紙管が中に入ってるので垂直にスジが通ったやたら強い補強が出来ます。またパーツ同士のノリ代にも使えるので継ぎ目も丈夫ーっていうお手軽お安いパーツです。
っとこのようなベーシックテクの紹介に、随分、昔の海洋堂さんのキットですが、新しく!?メガソフビアドバンスシリーズというソフビならでわの大型ソフビサイズをリリースされ、洋モンGK中心という20年前に戻ったようなラインアップ。大歓迎ですよね。
火事の跡から出てきた海洋堂さんのエイリアンウォリアー、クィーンエイリアン、ジェイソン、グレムリン・・・そいやエイリアン、ビッグチャップって当時、無かったんですよね。
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ほぼほぼストレートな立ちポーズ。エイリアン的な立ちポーズ。mpc的な立ちポーズ。
スタンダードな模型として、手に入れやすさを考えても大歓迎です。
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そうコレ、尻尾をね曲げ曲げしてます。前のほうへ・・・
大きな改造、改修点はココです。っというかココだけでこれほど雰囲気が変わるのです。
しかも、前に出した尻尾による3点接地のほうがポーズ的に安定し倒れません。
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今回、描き込みの見せ所は透明キャノピーの中・・・
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ではなく、キャノピーに軽くヒビが入り、そこがまた生きてる血管にも見えたりもするだろうと、この部分のキャノピーの割れの描き込み・・・。
ラテックスのシワ表現、ペンキをぶっかけて出来たムラとか、スーツ関連に発生する出来事をステキに捉えてそのニュアンスをリアル解釈して表現する・・・
そのイメージでいくとキャノピーの割れまで生きた表現に換えれるだろうとした試み。
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この当時のスーツを研究/解体して、よりリアル解釈し再構築していく考えは塗装ばかりではなく、スーツの造形再現にも適用できると思います。
いわゆる模型的エフェクト表現をさらに一歩前にステキに再構築するエヴォリューション的表現ー・・・これまで70年代末に登場以来ー模型対象として常に王道を行くエイリアンだからこそ、次々と表現ステージも広がりますね。
エイリアンはやっぱり面白い。そしてソフビはやっぱり面白い。
ソフビ裏打ちはダンボール✖️レジンで強度/補強とスタイルアップに繋がるウンチクでございました。

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