« 完成品とストックと色彩と Russ Lukich | トップページ | 模型の箱 »

2017年4月20日 (木)

祝!! Kappa 

今更ながらですが、久しぶりに妖怪のプラモデルが出ます!

1492637441037
出来は1/20ですこぶる良いです。
なんたって販売が地方自治体!!福崎町観光協会という日本の模型業界に新たなページが加わったと思います。
光栄なことに、このモデルキットの総合アドバイザーとして携わらせていただきました。感謝ー。
今日は僕的訴求をして行きたいと思います。
まずは成型色!! 
これは濃いめのフレッシュブラウンー。
海外アーチストが好むこの色の特徴はインダストリアルクレイ等で「量感が最もわかりやすい色」としてポピュラーであります。
3Dデジタル原型を創る上でもジーブラシなどで、標準的に出ている色でもありますね。
近年、模型に関してはライトグレイが成型色、下地塗装でも主流ー!?
模型を陰影/キズ等を中心に考えてのグレイだと思います・・・しかしながらグレイだと全体が平面的に見えてしまいます。
3次曲面の多いナマモノに関して見るとこのフレッシュブラウンはジツに量感が豊かに見えてきます。
おそらく、この効果でアーチストから支持されていると思われます。
プラモを組み立てる上でも、造形シテル感が味わえるこのカラーを選択しました。
ちなみに、私はフィギュアモデルの多くをこのカラーを下地として作り置きしてる色でもあります。
まず、最初にこの色をベースに仕上げております。このブログでも何度か言っている肌を一皮向いたような肉色とはこの色を指します。
美しくランナーに取り付けられたパーツは31点、全高9cmの1/20スケールです。
悩んだのが箱でした・・・
プラモデルの箱というのは非常に重要なことが十分わかってます・・・・
なんたって怪物屋始める前ー30年前は絶版プラモ4000個というストックルームに困り果てるコレクターでありましたから・・・ここの重要性は中身以上に理解していました。
いろいろなイメージキーワードを引っ張り出し...
↓かって駄菓子屋に置かれていた昭和プラモを回顧したり・・・
Nakamurapla_2
Maruihead_2
イラストを誰が描くんだ・・・う〜ン・・・本当は自分でもこのような昭和タッチを描きたい!!けど、今は出来るか如何か確信が持てない・・・
誰かこのニュアンスがわかる描きては?
しかし冷静になって考えると、ディーテールを緩くして大人の癒しとした商品なら、昭和テイストもアリだけど、今回の製品は実に緻密で、髪の毛のパーツなども巧みな分割で再現されて相当な精密スケールモデルの特徴がウリでもあるし・・・
・・・とか・・・
↓1980年代ー日東のSF3Dシリーズと共に、大人プラモを確立させた妖怪シリーズ。
クラフト紙にカラー印刷してナチュラル感とレトロ感と素朴さを出そう・・・とか・・・
Nittoabura1_2
・・・しかし、これも30年前だから良かったーだろうが、現代は・・・どうかなと・・・
何周かして、写真家の徳田さんの作品を見て・・・
少しプラモ感はないかも知れませんが、
なんだか焼酎飲みながらビリーバンバンの澄み切った歌声が聞こえてきそうな空気感がステキに思いました。←焼酎のCMイメージね。
価格的には1350円というー、凄い驚きの価格です!(←業界激震の安価という意)でも、価格的には大人対象ですよね。
ー過去を振り返るのはもちろん大事なことだと思います。
しかし、何か、新しいことをする場合ー、
また、購入されるほとんどが大人ーという事を考えた場合ー
製品である造形を日本の田舎の光景に溶け込まし、独特な空気で纏ったイメージは
ジツはストレートでいいのではないだろうかーっと考えました。
プラモの箱に関していうとキャラメル箱なのに「分厚い」です。
手元にもうないので文章による訴求でございました。
このプロジェクトに携わらせていただき大感謝であります。
さて、その福崎町の主催する全国妖怪造形コンテストー今年で第4回となります。
海外からの参加者も現れ確実に応募手数も増え続け、非常に楽しめる造形コンテストとなってきております。
もうじき発表されると思いますが、ここを見ていただいている方々ーぜひ頭に入れておいてください。
今日のモンパルネタ-----------------
Kappaといえば僕的にサイモン・リー氏です。
海洋堂さんが主催された第一回カッパ造形コンテストでサイモン・リー氏と共同作品としてエントリーして審査員特別賞をいただいたのが8年前ー・・・
当時、まだ、サイモン・リー氏も今ほど有名ではなく、快く日本のコンテストに参加していただきました。
その、2年前ー今から10年前かな?ワンフェスでスパイダーゼロ/サイモン・リー氏のLIONをプレゼンテーション販売ー。
スパイダーゼロ/サイモン・リー氏にとっても始めてのGKがこのLIONー。
この年のワンフェスは一切怪獣関連当日版権は止めて洋モン一本に絞っていました。
その中での一番メインに展示したのがサイモン・リーの作品と彼の描いた絵でした。
当日版権でもないのにディーラーダッシュがあったことを今でも覚えています。
この想い出深いLIONのような構図で「Kappa」をサイモン・リー氏が造形していました!!
Img_20170408_100151_2 Img_20170408_100237_2
相変わらずスパチュラさばきが速く的確でステキな造形の塊です。
2000年以降ー、シフレットBros、サイモン・リー氏により、GKの表現スタイルは格段に広がったっと思っています。  
ただただ細やかなディテールは何度かトライを重ねれば、ナントカできるでしょう。しかし、このような芸当は実力がないと、真似できません。
あるサイドショウのディレクターが彼らは打ち合わせしながら、粘土片手にヒョイヒョイ捏ねて、立体クロッキーしてあっという間にイメージ作るんだよ・・・って笑いながら話してたのが印象深いです。
このような大きなイヴェントでも時間リスクをかけず自然体でパフォーマンスしている姿はカッチョよくステキであります。
Img_20170420_063713_2
価格は160ドル(販売価格¥22800)、全高20CMでLionの時のように小さなカッパが4匹います。
僕的にはとてもサイモンらしい作品に感じました。
Img_20170420_063842_2
さらに、毎年あるおみやげアイテムもKappaでした。
しかも、力士型・・・カッパは相撲をすることはアメリカでも割と有名なようです。
そのような力士Kappaはおみやげ価格25ドル(販売価格¥3600-)です。
お問い合わせyo-ko-kaibutsuya@nifty.com

|

« 完成品とストックと色彩と Russ Lukich | トップページ | 模型の箱 »

今日の出来事」カテゴリの記事